自律歩行型ゲルロボット

本研究では、外部刺激によらないで時空間秩序を形成するBelouzov-Zhabotinsky(BZ)反応の化学ポテンシャルで自己拍動する人工の高分子ゲル(自励振動ゲル)を自律歩行させるためのアクチュエータを設計しました。実際に、人工の高分子ゲルが生き物のように自ら歩くことに成功しました(東京大学 吉田亮研究室と共同研究)。



                     
   



蠕動運動するゲル

本研究では、BZ反応とカップルした高分子ゲルの体積振動を飛躍的に向上させることに成功したことによって、空間的に局所的なゲル内部の膨潤領域が伝播していく様子が初めて観察することができた。合成高分子ゲルが自発的にミミズのような蠕動運動をしています。新しいアクチュエータへ展開することが期待されます。

          




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